参照元と参照先・・・なんとなくわかるけれど、たまにどっちがどっちかわからなくなることがあるのでしっかりここで確認しておきましょう。
数式タブのワークシート分析グループに「参照元のトレース」「参照先のトレース」があります。
英語だと・・・
参照元のトレース:Trace Precedents そのセルが参照「している」元のセルを確認する
参照先のトレース:Trace Dependents そのセルが参照「されている」先のセルを確認する
というイメージでしょうか。
わかるようなわからないような。
参照元を確認しよう
参照元のトレースとは?
『現在選択中のセルの値に影響を与えるセルを示す矢印を表示します。』とあります。
H3に参照という文字が入っています。
H2を選択し、参照元のトレースをしてみましょう。
H2はG2を参照しています。H2の参照元はG2となります。
G2はH3を参照しています。現在選択中のセルの値に影響を与えるセルを示す矢印を表示なのでセルG2の参照元はH3となります。
※ちなみにH3はどこのセルも参照していないため、参照元のトレースを押すとエラーが出ます。
H2を選択して参照元のトレースを押していきましょう。
参照先を確認しよう
参照先のトレースとは?
『現在選択中のセルの値から影響を受けるセルを示す矢印を表示します。』とあります。
H3を選択し、参照先のトレースをしてみましょう。
『現在選択中のセルの値から影響を受けるセルを示す矢印を表示します。』なので
H3の参照先はG2となります。
H2はG2から影響を受けています。
G2の参照先はH2となります。
※H2を参照しているセルはないので、参照先のトレースをするとエラーが出ます。
H3を選択して参照先のトレースを押していきましょう。