コピーと貼り付けを覚えたら、併せて使いたいのがWindowsのクリップボード履歴機能。
クリップボードはコピーした値や表、画像などを一時的に保存しておくことができます。
何度も同じコピーを繰り返す必要がないため、効率よく作業をすることができます。
①ショートカット[Windows+V]でクリップボードを表示する
[Windows+V]を押してクリップボードを表示させます。
初めて使う場合は有効にするボタンを押してください。
有効にすると以降コピーした値や表、画像などを履歴として確認することができます。
②コピー後のクリップボードを確認
Ctrl+Cでコピーした後、Windows+Vでクリップボードを表示させます。
コピーしたセルが確認できました。
別のセルをコピーしてクリップボードを確認します。
最初にコピーしたセルの値も表示されているのがわかります。
③クリップボードから選択して貼り付け
クリップボードに表示されている履歴を選択すると貼り付けることができます。
複数のセルも同様に保存されます。
選択すると貼り付けることができます。形式を選択することはできません。
④削除・ピン留めする・すべてクリア
右上の[・・・]を押してみましょう。
削除・ピン留めする・すべてクリアが表示されます。
クリップボードの履歴は削除することができます。一つずつ消したい場合は削除を選択します。
ピン留めをすることができます。消えてほしくない項目はピン留めしておきましょう。
※ピン留めをしていない項目はPCを再起動するとすべて消えてしまいます。
ピン留めした後はピン留めを外すことができます。ピン留めをした状態で消したい場合は削除を選択することで削除することができます。
すべてクリアを選択するとピン留めしていない項目がすべて削除されます。
⑤クリップボードの保存は25個まで可能
1~25個コピーしました。1つめに保存した項目はまだ確認できます。
26個目を保存した後、クリップボード履歴の一番下を確認すると1つ目に保存した項目は押し出されて消えていることがわかります。仮に1つ目をピン留めしていた場合は、ピン留めしていない項目の1つ目から消えていきます。
複数一度にコピーして、クリップボード上で選択して貼り付けすることができるクリップボード履歴機能はメモ代わりにもなり、覚えると大変便利なためぜひ日々のパソコン作業で使ってみてください!